広瀬歯科院長の廣瀬哲夫です。
セカンドオピニオンの言葉の意味は、
「主治医以外の医師の意見」の事を言います。
インプラント治療で当院への最も多い相談内容が
「インプラント治療の実際の費用」と「インプラントの治療方針について」
です。
ここ近年、インターネットの普及によりインプラントの情報が収集しやすいですが、
実際に患者さんが歯科医院に足を運んでみなければその実態は分かりません。
「治療方針が合わない」
「医師の説明に不安がある」
この2点が大きなポイントです。
当医院にインプラント治療に訪れる患者さんでもこんな例があります。
前の歯科にインプラント相談した時に
「今直ぐにでも4本ともインプラント治療をしましょう!」と言われたそうです。
この方には私が実際に診察を行い、私はこう答えました。
「ブリッジにすると両側の歯で支えるので費用的にも確かに安いのですが
支える歯への負担というデメリットもあります。
それで4本ともインプラント治療にした方が良いと言ったのですね」
私は
4本インプラントにする「メリット」と「デメリット」とブリッジにする「メリット」と「デメリット」
をきちんと説明しただけです。
奥歯は銀色でも良いと言う事で1本20万で済みましたし、
患者さんの予算を大きく下回りました。
「不必要なまでの高い費用を使わず
ご主人さんと美味しいご飯でも食べに行って下さいね!」
患者さんにはこう言いました。
患者さんへの説明が不十分だったのと
患者さんの立場で説明をしなかった為の不安。
こういうケースも含めインプラントにおいてのセカンドオピニオン
というのは非常に大事だと言えます。
ここ2年~3年の間はインプラント治療も世界で急速に認知されていて
インプラント治療の医療機器も目覚しく進歩しています。
それと同じくインプラント医師の技術不足・経験不足もかなり増えています。